人に決断させられない人間は、人の上に立てんぞ 

法月将臣

国が、資格が、こんな特許が、親が、信頼する友人がこういったから・・・
すぐ、安心し、思考を停止する。そのくせ、裏切られたときには、豚のようにわめき散らす。

個人ののろまな足並みにペースを合わせていたら、社会が成り立たん。
娘の意思を尊重しただけだ。そして、その意思が、脆弱なものであるという、
その過程を森田の後学のために見せておこうと思ったのだ。
人に決断させられない人間は、人の上に立てんぞ。


法月のとっつあんのいっている意味がわかる。
なにも考えさず、誰かの判断のみを責任を押し付け、
自分自身で考えようとしない。
まるで、ロボット人間。
親や教師が子供にいいなりにさせると、車輪の国、向日葵の少女の大音灯花みたいに、
自分自身で決断できない弱い人間になる。


ロボット人間たちのほうは、それに従って生きるだけだ。これはある意味では気楽な身分だ。
戦争も気候も経済も、神人たちによって制御されてしまうので、
ロボット人間たちは神人たちの認める限度で、多くのものを与えられる。
食物と住居も、職業も娯楽も恋愛も教育も、時には思想さえも与えられる。

ただロボット人間たちは、与えられ、操られていることを意識できないようになる。
自分たちの意識では、何もかも自分で選択して勝手に生きているのだと思う。
しかし、じつは神人たちがすべてを見通して、管理工場の『家畜』のように彼らを育て飼うことになるのだ。


法月将臣
よく、我々のように人の上に立つ人間は、下の者に向かって、
お前の思考は手に取るように分かるというが、実際はそんなことはない。
我々は、他人の思考を予測しているのではなく、思考を指定しているのだ。
お前はただ、私の指定した檻に、誘われたに過ぎない


現在の人類のイシヤの仕掛けた未来は、管理された人間ばかりとなる。
つまらぬ未来のない、人類の世界だ。


考えろ、
考えろ、
考えろ、
他人の求めた答えではなく、己の意思で考えろ。


法月将臣
だが、我々はいつも惑わされる。情けを乞う人の姿に。
涙して誠意を示すその表情に。
あるいは妹のために昼夜努力するその一枚の絵に、私たちは、判断を間違える


そうやって、すぐ相談になろうとする。
しかし、それは、甘やかしではないのか?
答えを考えさせようとしない。
それは、あんたが求めた答えではないのか?
冷酷になれ。


人に決断させられない人間は、人の上に立てんぞ

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